「・・・だったら、特亀に聞いて来い」
「薫ちゃん・・・ですか?」

─特命係─

「こんにちわー・・・」
?!どうしたんだよ!!」
「あのね、薫ちゃんに聞きたいことがあるの!」
「へぇー。ま、兎に角座れよ。」

そして、亀山はにコーヒーを勧めた。亀山の入れるコーヒーを味わう。勿論、味は最高。角田課長が毎日のみに来るだけのこともある。

「で。聞きたいことって何だ?」

同じくコーヒーを飲みながら聞く亀山。

「あぁ。うん。LOVEとLIKEってどう違うのかなぁーって。」
「・・・・・・へ?」

気の抜けた声を出す亀山には気にすることなく続けた。

「朝から聞いて回ってるんだけどね、誰も教えてくれないの」
「・・・・・・・・・・」
「そしたら、伊丹先輩が薫ちゃんに聞けって」
「・・・・・(伊丹のヤロー)」
「薫ちゃんは分かる?・・・・・・・ってか聞いてる?」

放心状態だった薫は、の接近に顔を赤らめた。

「さっ、答えてちょーだい!」
「・・・何で、俺が」
「・・・薫ちゃんも分からないの?」

は少し残念そうに目を伏せる。そんなに、薫は居た堪れなくなった。

「分かったよ!教えりゃいいんだろ!!」
「・・・ほんと?!」


「まぁー・・・なんだ。
『LOVE』も『LIKE』も変わらないと思うけど?」

「・・・じゃあ同じってこと?」
「どっちも好きってことだろ。」
「ふーん・・・・じゃあ」

は、亀山に顔を近づけて満面の笑みを見せた。亀山は言葉も無く、更に顔を赤くする。

「じゃあ、あたしは『I Like Kaoru』で『I love Kaoru』です!!」 「なっ!」
「だって好きなんだもーん♪」

ニコニコと笑いながら亀山に抱きついた。

「・・・・・・・俺も」

戸惑いながらも、力強くを抱きしめた。



LOVEとLIKEの違い
薫ちゃん曰く、同じだそうです



-おまけ-

捜査一課では・・・

芹「せんぱーい!今日は珍しく大人ですねー」
三「アイツに借りでもあるのか?」
伊「別に・・・」

(吃驚したように見合わせる三浦&芹沢)

三・芹「「♪大人の階段のーぼる〜 君はまだ・・・」」
伊「てめぇら・・・」
(ほんとの意味でヤマなし*意味なし*オチなし)






ヘタレ度高めな薫ちゃんでした.
薫ちゃん.verのヒロインは非常にデレ系です.
なんで特命係に薫ちゃんしかおらんねん!!という突っ込みはなしで(ハァト)
(20070214)